群馬県藪塚本町の古墳
古墳名 墳形 規模 石室 評価 分類・寸評
西山古墳 前方後円墳 有り A- 山の尾根型・妙な補強をしていじり壊したタイプ
北山古墳 円墳 有り A+ カマドウマ石室墳・間違った公園化が進行中
長円寺古墳 前方後円墳 無し B- 寺の境内型・地味な古墳

西山古墳
所在地:藪塚本町大字藪塚 石室の入り口にネーム入りのコンクリートの庇を付けてみたり、内部に補強の鉄骨を組んだり、挙句に露天風呂の浴槽みたいに側壁の石の間にセメントを埋めて固めてしまったりと、良かれと思ってやった事だろうけど結果的にはいじり壊して石室が台無しになっている。珍墳の有資格古墳。
南西から・後円部南に石室開口 北東から・左手前が前方部で右奥が後円部
石室入り口にネーム入りのセメントのヒサシ 補強?の鉄骨・側壁の石もセメントで固められている

北山古墳
所在地:藪塚本町大字藪塚 墳丘・石室共に美しいAクラスの美墳だが石室内部はカマドウマの巣窟で、カマドウマが嫌いな人には(好きな人はいないと思うけど)かなりキビシイ。古墳の下のほうでなにやら間違った方向の公園化が激しく進行中。
尾根の上にある美しいフォルムの古墳 南に石室開口・入り口は狭い
羨道の狭さと対照的に広い玄室 大きな一枚岩の奥壁とドーム状の側壁
内部から開口部 天井の岩の隙間にカマドウマの大群

長円寺古墳
本堂の西に古墳・裏山型とは微妙に違う たぶん左が前方部で右が後円部
墳丘には庚申と刻まれた丸石がビッシリ

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