栃木県宇都宮市@塚山古墳群
古墳名 墳形 規模 石室 評価 分類・寸評
塚山古墳 前方後円墳 無し B ガーデニング古墳・すごいサイケデリックな植栽
塚山西古墳 帆立貝式古墳 無し B 堅気古墳・極めてまっとうな古墳だけど上記の塚山古墳の毒気に当てられて非常に地味に見える
塚山南古墳 帆立貝式古墳 無し B+

栃木県総合運動公園の入り口に接して、大型の前方後円墳(塚山古墳)と2基の帆立貝式古墳(塚山西古墳・塚山南古墳)からなる塚山古墳群がある。3基の古墳は5世紀後半から6世紀初めにかけて塚山古墳→塚山西古墳→塚山南古墳の順に継続して築造された。かつては他に数基の円墳があったが、つぶされて総合運動公園の駐車場になってしまったらしい。

塚山古墳 パノラマ写真を表示
所在地:宇都宮市西川田町 前方部を西に向けて築かれた全長95m・後円部径48m・高さ7.8m・前方部の先端幅56m・高さ8.3mの3段築成の前方後円墳。出土した埴輪や須恵器などの特徴から築造年代は5世紀後半頃と考えられている。サツキや植込みが死ぬほど大好きな栃木県民のメンタリティーを見事に反映して、墳丘にはこれでもかというほど過剰なガーデニングが施されている。復元整備という概念からこれほど遠くかけ離れた珍墳は果たして他の県に存在するだろうか?栃木県民としてはこんなセンスもわからないでもない。
南西方向から・凄い植込みの数。芸術性は高い??
南東方向から・毛虫か芋虫のような毒々しいサイケデリックな色彩感覚
前方部から後円部
後円部から前方部 公園としてはいい感じです

塚山西古墳
所在地:宇都宮市西川田町 塚山古墳に隣接する2基の帆立貝式古墳の近い方の古墳。前方部を南東に向けて築かれた全長65.5m・後円部径48.3m・高さ6.5m・前方部の先端幅20.8m・高さ2.5m。ホタテ部(造り出し部)は消滅しているのかよく分からず。古墳としては非常にまっとうなのだが、なにぶんお隣さんがド派手なので非常に地味に見える。
塚山西古墳(左)と塚山古墳(右の双コブ)・塚山西古墳の造り出し部付近は畑になっていた
塚山西古墳の上から塚山古墳

塚山南古墳
所在地:宇都宮市西川田町 上記の塚山西古墳のすぐ南に隣接する、前方部を南に向けて築かれた全長56m・後円部径37m・高さ6m・前方部の先端幅18m・高さ2.5mの帆立貝式古墳。塚山西古墳よりもひと回り小さいが、ホタテ部がしっかり残っていてルックスはかなり良好。
西から・右手(南)に造り出し部が伸びている
北から

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