栃木県壬生町A
古墳名 墳形 規模 石室 評価 分類・寸評
富士山古墳 円墳 無し B+ 山頂雑木林型・山の上にあるにしては意外なほどでかい
茶臼山古墳 前方後円墳 無し A- 山頂雑木林型・これもまたビックリするほどでかい
長塚古墳 前方後円墳 無し B+ 農地転用型・栗と梅の木が植えてある
桃花原古墳 円墳 有り A- 発掘調査中だった・石室墳に昇格か?

壬生町の羽生田地域には古墳時代後期半ばから終末期前半にかけて富士山古墳・茶臼山古墳・長塚古墳・桃花原古墳の順で4基の大型古墳が築造された。これらの古墳は4代にわたって羽生田地域を拠点とした同一系譜の首長墓であると考えられている。

富士山古墳
標高100mの丘陵上にあり、谷を挟んで位置する茶臼山古墳と共に壬生町では最も高い場所に築かれている。壬生町のこの一帯は道が非常に分かりずらく、古墳まで辿り着くのに苦戦した。
この標識から踏み跡も分からないような斜面を登る。夏だったらたぶん草ボウボウでかなり難儀だろう。
ひと汗かいて斜面を登ると山の上に意外にも大きな円墳が現れる。
墳丘の上はプリンみたいに平

茶臼山古墳
まさか山の上にこれほど大きな前方後円墳があるとは・・・。と、しばし絶句させられるようなインパクトがある大型の古墳。古代の土木技術の高さというか執念というかそういったモノにに改めて感心させられる。
周提から前方部・2段築成で1段目が馬鹿でかい 山の上だが深い周溝を巡らせている
1段目の上(基壇面)から2段目・手前が前方部で左奥が後円部
2段目上・前方部から 前方部の角から・周溝までかなり比高がある

長塚古墳
上記2つと違って探す苦労がなかったのがありがたいが、道が細くて悪路なので近くまでは車で入れなかった。
南から・なかなか容姿端麗なハンサム古墳
墳丘には栗と梅が植えてある 北から

桃花原古墳
直径63m・3段築成の大型の円墳で墳丘の高さは約6m、1段目に幅の広い基壇(平坦面)を持っている。手許にある資料では埋葬施設は不明となっているが、現地に行ったら発掘中で、ブルーシートの下には長い羨道とかなり立派な玄室が存在していることがチラリと窺がわれた。今後の調査結果と現場の公開を期待したい。
ルックス的にはメリハリがなくてもうひとつグッと来るものがない
発掘現場の様子におのP興味津々 シートの下には長い羨道と立派な石室がある気配
たぶん発掘で取り除かれた大量の葺石・発掘調査の結果に期待巨大。

03.03.29撮影・すっかり埋め戻されていた

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